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2015-02-05 16:15    ケイトスペードショルダーバッグ新作
     3 「捜査状況か? あれから大して進展しているわけではない——」  桂木は答えた。 「ただ、あの銀行と通りをへだてた斜め向いにある文房具屋のオヤジが、犯行があった頃に、銀行から出ていく冷蔵庫のような中型トラックを見た、と証言した。冷蔵庫のような、というのはアルミ・パネルの荷台がついた私たちの車のことだろう。もっともそのオヤジは、ナンバー・プレートも、運転していた者の人相も分らない、と言っている。当り前だろうな。あの通りは幅が四、五十メーターあるから」 「それに、あんたは顔を隠していたからな」  若林は|呟《つぶや》いた。 「いま銀行側の連中や捜査側が一番不思議がっているのは、君たちがどこから忍びこんだのか、と言うことだ」 「じゃあ、地下の資料室の床からとは気付いてないわけですな?」 「そういうわけ……だから、銀行を警備していた二十人近いガードマンたちの何人かが買収されて犯人たち——私たちのことだな——をこっそりと引き入れたのじゃないか、と調べられているらしい」 「そいつはお気の毒だが、こっちには有り難い話だ。しかし、あの資料室が下水道とつながっていることは、そのうちにバレてしまうでしょうな」  一抱えほどあるスモークド・ソーセージをナイフで削って口に運びながら若林は言った。 「その頃には、私の立川の家から例の下水道をつないだトンネルの出入り口はコンクリートでカチカチに固められてしまうさ。トンネルの向うの下水道の隠し扉がわりの|煉《れん》|瓦《が》壁は、速乾性のセメントでトンネル側から塗り固め、その煉瓦は動かないようになっている。うしろにトンネルがあるのでないかと、下水道のほうから叩いて調べてみても、トンネルの下水道寄りのほうは土でふさいであるから大丈夫なんだ」 「————」 「それに、君たちにはまだ言ってなかったが、ほかにも細工をしてあるんだ」 「ほう?」  若林は|噛《か》むのをちょっとやめた。 「例の下水道が立川米空軍基地につながっていることは君も知っているだろう? もともとはあの下水道は基地の専用だったんだからな」