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2015-02-05 15:41    prada かごバッグ
 彼らが武術にすぐれた者たちでなかったら、あっというまに全員殺されてしまっただろう。だが、さすがに、彼らはあっさりと殺されはしなかった。ある者はタンダのさけび声にしたがって木にのぼり、ある者は戦おうとした。だが、みえた、と思ったとたんにきえる爪があいてでは、戦いようがなかった。  バルサは、ひたすらチャグムのあとをおったが、いつおそいかかってくるかわからぬ爪や、いきなりムチのようにからみついてくる触手を警戒しながらでは、チャグムとの距離はひらくばかりだった。バルサは歯をくいしばり、走りつづけた。ふと気づくと、土くれがとんでこなくなっている。爪があらわれる輪の外にでたらしい。  バルサは、はっとした。 (……ラルンガは、チャグムがにげたことに気づいていない。地面からはなれている者は、おえないんだろうか。)  背後では、まだラルンガがあれくるっている。バルサは木々のあいだをすかして、チャグムの姿をさがした。が、どこにもチャグムの姿はみえなかった。バルサは、息をしずめて気配をさぐりつづけた。……と、遠くから、かすかに、なにかが水におちた音がきこえてきた。 (青弓川《あおゆみがわ》? そうか、川へむかっていたんだ!)  走って走って川辺にでたバルサは、あぜんとしてたちどまってしまった。  まるで、煙幕《えんまく》をはっているかのように、こい川霧がたちのぼり、はるか上流までを白くけむらせていたのだ。その川霧にさえぎられ、チャグムの姿などどこにもみえなかった。 「チャグムー!」  バルサは声をかぎりにさけんだが、その声はむなしく霧にすいこまれてきえ、返事がかえることはなかった。バルサは歯をくいしばった。ほんのちょっとタンダに気をとられた、それだけのことが、これほどの結果をまねいてしまうとは……。バルサはふかい後悔のねんにさいなまれてたちつくした。 [#改ページ]    6 ナナイの手記の結末  モンは言葉もなく、あたりのひどいありさまをみまわした。ユンは右足をきられ、四方にちっていた〈狩人〉たちのうちふたりが、ひどく爪にきられていた。あとのふたりも浅手《あさで》だが、傷をおっている。チャグムがきえたのに気づいたのか、ようやくラルンガ〈卵食い〉がきえさったあと、ぶじにたっていたのは、自分とジンとゼンだけだった。  トロガイは、ふところから消毒用の強い酒をとりだして針と糸を消毒すると、まずタンダの脇腹の傷をてばやく縫いあわせた。それから、ほかの者たちの手当てにうつっていった。タンダは、はげしい痛みと戦いながらたちあがって、トロガイを手伝いはじめた。